テキサスホールデムというのはカジノで行われるゲームのルールの一つです。とはいっても、ブラックジャックやルーレットといったゲームなら聞いたことはあるが、テキサスホールデムというような名前のゲームなど聞いたことがないという人がほとんどかもしれません。これは実はポーカーのルールの一つなのです。一般に遊ばれるときでのルールではありませんが、カジノではほぼこれが用いられています。もし、面白そうだと思えば、一般に遊ぶときであっても使えないわけではなく、カジノの雰囲気が出て面白いかもしれません。
テキサスホールデムでは、配られる手札は2枚のみです。そして、手札とは別に場札として5枚のカードが表向きにされるという大きな特徴があります。場札の5枚はコミュニティカードとも呼ばれ、全員が共通して役作りに使うことができます。つまり、各プレイヤーは自分の手札2枚と共通の場札5枚の中から自由に5枚を選んで役を競うわけです。もちろんポーカーならではの心理戦も残っているというか、むしろ強化されています。普通のポーカーでは、ベットをするチャンスは手札交換前と交換後の2回だけでしょう。テキサスホールデムでは合計4回のベットチャンスがあります。まず、2枚の手札が配られた時点で1回目のベットです。ここでドロップしなかった人は、次に場札のうち3枚が表向きに配られた時点で2回目のベットに参加します。ここまででだいたいの役作りが見えてくることでしょう。3回目のベットは、4枚目の場札が配られた時点です。強い役ができるかどうかはほぼここまでに決まっていることでしょう。ベットも佳境です。そして最後、5枚目の場札が配られた時点で4回目のベットを行い、ショーダウンとなります。
