テキサスホールデムポーカーはプレイヤー同士の駆け引きで行われるものであり、そこにディーラーが介入する要素がありません。介入するとすればカードを配り、チップを管理する程度です。そうしたテキサスホールデムポーカーの中でカジノ側にどれだけの取り分があるのか疑問に思う人も少なくありません。テキサスホールデムポーカーの場合にはそのゲームで勝利した人が得たお金から手数料を引き抜きます。それがカジノ側の取り分であり、その額はそこまで高いものではありません。
ゲームが始まると賭け金が各プレイヤーから出されて、それを1か所に集めます。この場所をポットと言い、最終的に勝利したプレイヤーが総取りをします。ポットにあったものをプレイヤーに渡す際にカジノ側はそこからいくらかの取り分を徴収します。これをレーキと呼び、ポットの1割程度が徴収される形です。最大で5ドル程度となっており、国によってそのあたりのレーキは変わります。オンラインカジノでも同様ですが、実際のカジノよりも低く抑えられているケースがほとんどで、3ドル程度が相場となっています。
これとは別に、テキサスホールデムポーカーではディーラーにチップを渡すのが常識です。一種のしきたりのようなものであり、1ドルや2ドル程度を渡します。ディーラーからすればそれも給料になるため、心地よくゲームをしてもらうように配慮を重ねます。日本人からすれば理解しがたい部分かもしれませんが、これが欧米のやり方であり、今後日本でカジノが導入されたときに身につけておくべきものです。1割程度がとられる印象こそありますが、上限の額面が決まっており、そこまで取り分はなく、多くのゲームを回すことが目的になっています。